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【松戸GⅢ最終日S級決勝】地元・岩本 松戸記念3V

 松戸競輪開設75周年記念GⅢナイター「燦燦(さんさん)ダイヤモンド滝澤正光杯」(優勝賞金600万円)は8月26日に12Rで決勝戦が行われ、地元の岩本俊介(41=千葉・94期)が松戸記念3度目の優勝(当地での記念は千葉、取手の代替開催も含め5度目のV)。岩本のGⅢ優勝は24年3月の伊東以来6度目。

番手捲り快勝

 レースは深谷がスタートを決め深谷―岩本―三谷―鈴木―雨谷―神山―北津留―小川―園田で周回。青板Hで深谷が北津留を突っ張る。中団に福岡ラインが入り、7番手が鈴木に。深谷がペースを上げて一本棒。最終H過ぎから鈴木、2角から北津留が捲るとB過ぎから岩本が合わせてタテに踏む。後続を離して岩本が優勝。三谷は離れ、小川と園田が突っ込み2、3着。

ラインに感謝

 岩本は「深谷君がとんでもない気合で、あれは別線は仕掛けられない。とてつもないペースで気持ちと気合が伝わったレース。最後は気持ちをくみ取って前に踏ませてもらった。3番手を固めてくれた(三谷)政史さんにも感謝です」とラインの仲間に最敬礼。

 表彰台でも何度も何度も頭を下げた。「松戸のファンの声援が凄かった。選手がびっくりしていた。ファンのみなさんにも感謝の気持ちを伝えたい」と集まった4000人超のファンに柔和な〝岩本スマイル〟で最高にアガる夏祭りを締めくくった。

 ◇岩本 俊介(いわもと・しゅんすけ)1984年(昭59)4月13日生まれ、千葉県成田市出身の41歳。城西国際大卒。2008年7月1日、千葉で94期としてプロデビュー。通算成績は1452戦438勝(GⅢは6勝)。11㍍78、87㌔。血液型B。

 ◆次走 優勝した岩本俊介と3着の園田匠は岐阜記念(9月4~7日)。2着の小川勇介は岐阜FⅠ(30~9月1日)。

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